2023年9月20日
おすすめドライブプラン
札幌発!日帰りにおすすめドライブスポット|にっぽん旅めぐり
札幌から車で1時間ほどの場所に位置する「支笏湖」は、支笏洞爺国立公園内にある湖。恵庭岳などを望む支笏湖は、火山の活動によって形作られたカルデラ湖であり、日本最北の不凍湖でもあります。水質の良さは折り紙付きで、透明度の高さは世界的に有名なバイカル湖や摩周湖と並び称されるほど。クリスタルブルーにきらめく湖の美しさから、「支笏湖ブルー」とも称されています。
透明度抜群の支笏湖は、アウトドアスポットとしても人気です。SUPやカヤック、シュノーケリング、観光船、カヌー(カヤック)など、1年を通じて多彩なレイクアクティビティを体験できます。冬には不凍湖ならではの「アイスウォーク」もおすすめ。漂流する氷の上に乗ったり、薄い氷を割って湖にダイブしたりと、思い思いに遊べます。春の桜や新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々に移り変わる光景もここでの楽しみ。北海道ならではの麗しい自然に囲まれた支笏湖は、見てよし、遊んでよしの多くの魅力を秘めた魅惑の湖です。
雄大な自然を有する北海道を訪れたなら、北の大地らしい麗しい自然を眺めながらのドライブを満喫したい方も多いのではないでしょうか。そんな方におすすめなのが、千歳市街地から支笏湖へと一直線に伸びる「北海道道16号支笏湖公園線」です。道沿いにエゾマツやカラマツなどが生い茂る道道16号線は、豊かな自然を望めるドライブコースとして人気が高く、「支笏湖スカイロード」の愛称で親しまれています。
清らかな水をたたえた千歳川や手つかずの森林、白樺並木、透き通った支笏湖など、道中変化に富んだ美景を愛でられるのが魅力です。天気の良い日には、生命力あふれる緑の木々と青空のコントラストを眺めたり、木々の隙間から差す木漏れ日を眺めたりと、森の中らしい印象的な光景と出合えます。新緑の春や紅葉の秋など、移り変わる季節の中で冬は見逃せない時期です。氷点下になると、周囲の木の枝や幹に「霧氷」と呼ばれる氷の結晶がつき、まるで木に花が咲いているかのように見えるのだとか。青空と霧氷の木々が織り成すあたり一面の白銀の絶景に、魅せられる人も少なくありません。
支笏湖
- 住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
- アクセス:道央道千歳ICから国道36号、
道道16号経由で28km 約40分 - 公式サイトはこちら
日本海に突き出した積丹半島は、札幌から車で片道2時間30分ほどと日帰りで行くのにぴったりなスポットで、北海道唯一の海中公園です。名前は、アイヌ語で「夏の村」を意味する「シャク・コタン」に由来。海岸部は「ニセコ積丹小樽海岸国定公園」にも含まれています。
積丹半島には、数多くの眺望スポットがあります。中でも人気なのが、岬の先端に位置する「神威岬」です。かつては女人禁制の神聖な地でしたが、女人禁制が解けた現在は、売店やレストランなどもあり、多くの観光客でにぎわっています。駐車場から遊歩道をおよそ20分進むと一気に視界が開け、大パノラマの青い海と空が目に飛び込んできます。高い透明度を誇る海は、「積丹ブルー」としても有名です。積丹町美国港の先、遊歩道を410mほど歩いた場所にある「黄金岬」や砂浜まで下りられる「島武意海岸」もシャコタンブルーを一望できるスポットになります。海に囲まれた積丹周辺は、古くから漁業が盛んな地です。ウニやアワビなど新鮮な海の幸を生かしたグルメスポットが点在していますので、ドライブがてらぜひ立ち寄ってください。
日本海に面していて、視界をさえぎるものの少ない「積丹半島」は、1日の中で刻々と変化する風景を愛でるのにぴったりの地。凛とした空気をまとう朝や太陽の光を反射して湖面がキラキラと輝く昼など、どの時間帯に訪れても忘れがたい風景が広がっています。
特におすすめの時間帯は夕方で、オレンジや黄、紫など美しいグラデーションを描き出す空と積丹ブルーからオレンジへと徐々に染まる日本海が織りなす光景は、まさに圧巻。日本海を泳ぐニシンが夕陽を浴びてキラキラと輝いていたことに由来する「黄金岬」が、積丹半島で有名な夕陽スポット。遊歩道を進んだ先にある黄金岬展望台からの眺望は、道内でわずか5ヶ所のみの「日本の夕陽百選」のひとつに指定されるほどの美しさです。手つかずの自然に包まれた積丹半島には人工的な明かりが少なく、都会ではあまり目にできないような満天の星を眺められるスポットでもあります。黄金岬や神威岬をはじめ、積丹半島には展望台やビュースポットが点在していますので、自分だけのお気に入りの場所と風景を見つけてください。
積丹半島
- 住所:北海道積丹郡積丹町
- 公式サイトはこちら
巨大な赤鬼と青鬼の像で知られる登別温泉は、北海道を代表する温泉郷のひとつで、札幌から北海道縦貫自動車道と道央自動車道経由で片道1時間半ほどの距離にあります。登別温泉の源泉が、温泉街から歩いて10分ほどの「登別地獄谷」です。
登別地獄谷とは、活火山である日和山の噴火活動によって形成された直径約450m、面積11ha程度の爆裂火口跡のこと。谷には数多くの噴気孔が点在していて、ゴツゴツとした岩肌や黄灰色の岩の隙間など、大地の至るところから火山ガスが噴き出す光景は、さながら「鬼の棲む地獄」のようです。もくもくと立ち上る白い煙や周辺に立ちこめる硫黄のにおい、ボコッボコッという温泉が湧き出す音など、大地にみなぎるエネルギーを五感で体感できます。
周囲には湯面から煙漂う大湯沼や天然の足湯、小さな間欠泉である鉄泉池などの観光スポットも点在していて、10分から30分ほどのハイキングを楽しめます。日没から21時30分までは地獄谷や遊歩道の「鬼火の路」がライトアップされ、揺らめく明かりに包まれながら、昼とは異なる幻想的な雰囲気の中での散策も可能ですよ。
さらに北海道遺産に登録されている「登別地獄谷」は、四季折々の風景が楽しめるスポットです。周囲の緑がまばゆい春や緑が深くなる夏、雪景色が広がる冬など、季節によって表情豊かに変化します。特に登別温泉や登別地獄谷周辺は紅葉の名所としても知られていて、紅葉が見ごろを迎える例年の10月中旬から10月下旬頃にかけては、人気シーズンのひとつです。地獄谷周辺や大湯沼周辺にあるヤマウルシやナナカマドなどの木々が色づき、赤やオレンジ、黄などの紅葉と褐色の地肌、白い湯けむりが描く鮮やかなコントラスト。「日本紅葉の名所100選」に指定されるのも納得の、息をのむほどの美しさです。秋には、1年に1度だけの華やかな光景目当ての観光客も多く訪れ、たくさんの人でにぎわいます。
その他にも冬の風物詩である「登別温泉湯まつり」や無病息災や厄除けを願う夏の「鬼花火」、毎年8月の最終土曜日と日曜日に開催される「登別地獄まつり」などのイベントが充実しているのも魅力です。特定の時期にしか見ることのできないとっておきの絶景を求めて、登別温泉へ訪れるのもおすすめですよ。
登別温泉
- 住所:北海道登別市登別温泉町
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クロスホテル札幌
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〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西2丁目23番地
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JR札幌駅から徒歩約5分
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