オリックス・ホテルマネジメント/
持続可能な漁業、養殖業の実現に向けて
「サステナブル・シーフード」を国内16施設で採用
~日本初、国内複数の宿泊施設で提供開始~
オリックス・ホテルマネジメント株式会社(本社:東京都港区、社長:似内 隆晃)は、2023年10月1日(日)より、「ORIX HOTELS & RESORTS(オリックス ホテルズ&リゾーツ)」の旅館・ホテルなど16の運営施設において、「サステナブル・シーフード」の提供を開始しますのでお知らせします。国内の複数の宿泊施設において「サステナブル・シーフード」を提供する取り組みは、日本初※1です。
サステナブル・シーフード提供 イメージ
サステナブル・シーフード提供 イメージ
「サステナブル・シーフード」は、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業や養殖業により生産・流通される、国際認証(MSC※2 / ASC※3認証)の水産物です。オリックス・ホテルマネジメントは、対象の16施設で提供する料理メニューのうち、3品目の水産物(エビ、マダイ、トラウトサーモン)において、「サステナブル・シーフード」を使用します。
水産資源の減少や、海上養殖による環境問題が懸念されるなか、環境に配慮した漁業・養殖業で生産される「サステナブル・シーフード」を使用することで、持続可能な水産業の実現に貢献します。また、サステナブル・シーフードの使用を示すMSC「海のエコラベル」や「ASCラベル」を品名カードやPOPにて紹介することで、多くのお客さまに「サステナブル・シーフード」を知っていただく機会を提供します。
当社は、2021年12月に「サステナビリティ推進方針」を策定・公開し、重要項目として「脱炭素化」「環境配慮」「安全・安心・快適性」「地域共生」を掲げています。これまで「環境配慮」の取り組みとして、ワンウェイプラスチック製の客室アメニティの廃止や、食品ロスの削減に向けた取り組みなどを各運営施設にて積極的に推進してまいりました。
オリックス・ホテルマネジメントは、これからもサステナブル社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。
※1 一般社団法人 MSCジャパン調べ
※2 MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)が管理・推進する国際的な認証制度。水産資 源と環境に配慮し、適切に管理された持続可能な漁業に対する「MSC漁業認証」と、水産物の水揚げ以降のサプライチェーンに対する「MSC CoC認証」がある。
※3 ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)が運営する養殖水産物の認証制度。養殖水産物が社会的、環境的要素に配慮し、責任ある方法で育てられ、生産されたことを証明し、養殖場そのものを認証する「ASC養殖場認証」と、養殖水産物の加工・流通過程の組織を対象とした「ASC CoC認証」がある。
水産資源の減少や、海上養殖による環境問題が懸念されるなか、環境に配慮した漁業・養殖業で生産される「サステナブル・シーフード」を使用することで、持続可能な水産業の実現に貢献します。また、サステナブル・シーフードの使用を示すMSC「海のエコラベル」や「ASCラベル」を品名カードやPOPにて紹介することで、多くのお客さまに「サステナブル・シーフード」を知っていただく機会を提供します。
当社は、2021年12月に「サステナビリティ推進方針」を策定・公開し、重要項目として「脱炭素化」「環境配慮」「安全・安心・快適性」「地域共生」を掲げています。これまで「環境配慮」の取り組みとして、ワンウェイプラスチック製の客室アメニティの廃止や、食品ロスの削減に向けた取り組みなどを各運営施設にて積極的に推進してまいりました。
オリックス・ホテルマネジメントは、これからもサステナブル社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。
※1 一般社団法人 MSCジャパン調べ
※2 MSC(Marine Stewardship Council:海洋管理協議会)が管理・推進する国際的な認証制度。水産資 源と環境に配慮し、適切に管理された持続可能な漁業に対する「MSC漁業認証」と、水産物の水揚げ以降のサプライチェーンに対する「MSC CoC認証」がある。
※3 ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)が運営する養殖水産物の認証制度。養殖水産物が社会的、環境的要素に配慮し、責任ある方法で育てられ、生産されたことを証明し、養殖場そのものを認証する「ASC養殖場認証」と、養殖水産物の加工・流通過程の組織を対象とした「ASC CoC認証」がある。
1.取組内容
ORIX HOTELS & RESORTSの施設を中心に、当社で運営する旅館・ホテルなど16施設のレストランやビュッフェレストランにて、「サステナブル・シーフード」を使用したメニューを提供します。対象のメニューは、品名カード・POPにサステナブル・シーフードの使用を示すMSC「海のエコラベル」、「ASCラベル」を掲載します。今回対象となる水産物はエビ、マダイ、トラウトサーモンの3品目です。サステナブル・シーフードメニューの提供により、世界の海洋環境の保全と多くのお客さまの環境意識の向上に貢献してまいります。
期間 | 2023年10月1日(日)~ |
---|
対象施設名 | 所在地 | 公式ウェブサイト |
---|---|---|
クロスホテル札幌 | 北海道札幌市 | https://www.crosshotel.com/sapporo/ |
クロスホテル京都 | 京都府京都市 | https://www.crosshotel.com/kyoto/ |
クロスホテル大阪 | 大阪府大阪市 | https://www.crosshotel.com/osaka/ |
函館・湯の川温泉 ホテル万惣 | 北海道函館市 | https://banso.orixhotelsandresorts.com/ |
会津・東山温泉 御宿 東鳳 | 福島県会津若松市 | https://banso.orixhotelsandresorts.com/ |
黒部・宇奈月温泉 やまのは | 富山県黒部市 | https://yamanoha.orixhotelsandresorts.com/ |
箱根・芦ノ湖 はなをり | 神奈川県足柄下郡箱根町 | https://hanaori.jp/ashinoko/ |
箱根・強羅 佳ら久 | 神奈川県足柄下郡箱根町 | https://www.gora-karaku.jp/ |
ホテル ユニバーサル ポート ホテル ユニバーサル ポート ヴィータ |
大阪府大阪市 | https://universalport.orixhotelsandresorts.com/ |
別府温泉 杉乃井ホテル | 大分県別府市 | https://suginoi.orixhotelsandresorts.com/ |
対象施設名 | 所在地 | 公式ウェブサイト |
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ホテルJALシティ羽田 東京 | 東京都大田区 | https://www.haneda.jalcity.co.jp/ |
下関春帆楼本店 | 山口県下関市 | https://www.shunpanro.com/location/shimonoseki/ |
下関春帆楼東京店 | 東京都千代田区 | https://www.shunpanro.com/location/tokyo/ |
下関春帆楼阿倍野店 | 大阪市阿倍野区 | https://www.shunpanro.com/location/abeno/ |
下関春帆楼日本橋高島屋店 | 東京都中央区 | https://www.shunpanro.com/location/nihonbashi/ |
※「下関春帆楼日本橋高島屋店」は、お持ち帰りメニューのみの提供です。
※「箱根・強羅 佳ら久」「下関春帆楼」の各店舗では、時期などにより提供しない場合があります。
2.サステナブル・シーフードについて
サステナブル・シーフードとは、将来も魚を食べ続けていくことができるように、水産資源や環境に配慮し適切に管理されたMSC認証を取得した漁業で獲られた水産物、あるいは環境と社会への影響を最小限に抑えたASC認証を取得した養殖場で育てられた水産物のことをいいます。
■MSC「海のエコラベル」
水産資源と環境に配慮した漁業で獲られた天然の水産物の証。
■ASCラベル
環境と社会への影響を最小限にして育てられた養殖の水産物の証。
■OHMのMSC / ASC CoC認証取得について
オリックス・ホテルマネジメントは、このたびMSC / ASCのCoC認証※4をホテル運営事業者として取得しました。MSC / ASC CoC認証とは、水産物の水揚げ以降の加工・流通過程など認証水産物が消費者に届くまでのサプライチェーンに対する認証で、卸売、加工、小売企業など、MSC / ASC認証水産物を取り扱うサプライチェーン下の組織が取得するものです。それぞれの組織が、認証水産物と非認証水産物が混ざらないよう適切に管理するための仕組みを確立していることが求められます。オリックス・ホテルマネジメントがMSC / ASC CoC認証を取得することにより、認証された漁業や養殖場で生産された水産物を使用したメニューに、MSC「海のエコラベル」やASCラベルをつけて、「サステナブル・シーフード」を提供することが可能になります。
※4 Chain of Custodyの略で「管理の連鎖」の意。
※4 Chain of Custodyの略で「管理の連鎖」の意。
3.「オリックス・ホテルマネジメント株式会社」会社概要
所在地 | 東京都港区浜松町2-3-1 |
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設立 | 1997年1月(ブルーウェーブ株式会社から2020年4月1日に社名変更) |
代表者 | 似内 隆晃 |
事業内容 | 旅館・ホテル・研修施設等の施設運営 |
株主構成 | オリックス不動産株式会社(100%) |
ウェブサイト | https://www.orix-realestate.co.jp/hotelmanagement/ |
4.ORIX HOTELS & RESORTS(オリックス ホテルズ&リゾーツ)について
ORIX HOTELS & RESORTSは、オリックス・ホテルマネジメントの旅館・ホテルの運営事業ブランドです。ラグジュアリーからカジュアルまで、旅館とホテルを両軸に幅広いカテゴリーを有し、「また行きたい、と思っていただける場所。」をご提供するべく、お越しいただく皆さまのさまざまなライフステージに合わせた体験をお届けしています。現在、ORIX HOTELS & RESORTSでは、北は北海道から南は別府まで、5ブランドにて14の旅館・ホテルを展開しています。
ORIX HOTELS & RESORTS 公式ウェブサイト | https://www.orixhotelsandresorts.com/ |
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ORIX HOTELS & RESORTS Instagram 公式アカウント | https://www.instagram.com/orix_hotels_and_resorts/ |
5.オリックス・ホテルマネジメントのサステナビリティ取り組みについて
オリックス・ホテルマネジメントは、お客さま、従業員、地域の人々、そして地球環境を担う次世代など、さまざまなステークホルダーの皆さまのご協力やご理解を得ながら、信頼されるホテル・旅館・水族館・研修所を目指すとともに、“多彩な心地よさを感じていただけるサービス”を大切に、社会課題の解決に取り組んでまいります。