私たちは、「CO2削減」「食品ロスの削減・リサイクル」「脱プラスチック」など、自然環境の負荷低減につながるさまざまな取り組みを推進してきました。
これからも、社員一人ひとりが真摯に環境問題に向き合い、お客さまとともに脱炭素・循環型社会の実現に貢献してまいります。


Environment
環境へのおもいやり
「環境へのおもいやり」
のためのサステナビリティアクション
すべての取り組みが全施設で実施されているものではなく、施設ごとの状況に応じて実施しています。予めご了承ください。
CO2排出量の削減
西武・プリンスホテルズワールドワイド×オリックス・ホテルマネジメントの共同配送
箱根エリア、京都・滋賀エリア、大阪市内で、株式会社西武・プリンスホテルズワールドワイド様との「共同配送」を開始しました。共同配送は商品を仕入れる際、各取引先から各施設に直接納品するのではなく、指定の倉庫へ納品し、その倉庫から各施設へまとめて配送するシステムです。
施設も各取引先も互いに個別対応が不要になり、双方にとって業務効率化につながるほか、納品車両が最小限に抑えられるため、トラックドライバー不足解消や、CO2排出量の削減、施設近隣の交通渋滞の緩和にもつながります。
3エリアのうち大阪市内での共同配送の実現、及びそのための倉庫の改修実施により、国土交通省「流通業務総合効率化計画認定事業者」に認定されています。今後、より多くのエリアでの実現を目指していきます。
施設も各取引先も互いに個別対応が不要になり、双方にとって業務効率化につながるほか、納品車両が最小限に抑えられるため、トラックドライバー不足解消や、CO2排出量の削減、施設近隣の交通渋滞の緩和にもつながります。
3エリアのうち大阪市内での共同配送の実現、及びそのための倉庫の改修実施により、国土交通省「流通業務総合効率化計画認定事業者」に認定されています。今後、より多くのエリアでの実現を目指していきます。

国内最大規模の
自家消費型地熱発電
「杉乃井地熱発電所」
1980年に国内ホテル初の地熱発電所として稼働開始した「杉乃井地熱発電所」は、約2年をかけて発電設備等の入れ替え・更新工事を行い、2024年9月から、自家消費型としては国内最大規模の発電量を有する地熱発電所として再稼働しました。
杉乃井ホテルで使用する電力の約3割を賄い、年間のCO2排出量2,956t-CO2/年(※)の削減を見込んでいます。
また、災害などによる商用電源停止時においても、天候や、昼夜を問わず安定して電力供給ができるため、お客さまにより安心してお泊りいただける施設となっています。
(※)電気事業者別排出係数(九州電力株式会社、令和4年度実績)
杉乃井ホテルで使用する電力の約3割を賄い、年間のCO2排出量2,956t-CO2/年(※)の削減を見込んでいます。
また、災害などによる商用電源停止時においても、天候や、昼夜を問わず安定して電力供給ができるため、お客さまにより安心してお泊りいただける施設となっています。
(※)電気事業者別排出係数(九州電力株式会社、令和4年度実績)

その他の省エネ・脱炭素の
取り組み
小さなことの積み重ねが大きな好結果を生みだすと信じて、設備の整備に努めるとともに、日々身近なところから取り組んでいます。
・客室、共用スペースでは、使用状況や気温に応じた空調・照明の調節や、カーテンを活用した客室冷暖房の効率化により、電力使用を抑える運用を徹底しています。
・シェアサイクルを設置し、環境にやさしい交通手段での滞在体験をご提案しています。
・老朽設備の適切な入れ替えによるエネルギー効率化・省エネルギー化を実施しています。
・温泉の熱を利用して給湯などに活用する、温泉熱交換設備の導入を進めています。
・駐車場に電気自動車用の充電設備を設置しています。
・客室、共用スペースでは、使用状況や気温に応じた空調・照明の調節や、カーテンを活用した客室冷暖房の効率化により、電力使用を抑える運用を徹底しています。
・シェアサイクルを設置し、環境にやさしい交通手段での滞在体験をご提案しています。
・老朽設備の適切な入れ替えによるエネルギー効率化・省エネルギー化を実施しています。
・温泉の熱を利用して給湯などに活用する、温泉熱交換設備の導入を進めています。
・駐車場に電気自動車用の充電設備を設置しています。
廃棄物の削減・資源循環
「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」への対応
2022年4月1日「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」の施行を受け、同年4月以降、環境に配慮したバイオマス由来素材の客室アメニティへの切り替えを進めています。
また、ワンウェイプラスチック製品の削減のため、アメニティ提供方法を変更し、フロントロビー等に「アメニティバー」を設置しています。お客さまご自身で必要数のみをお取りいただくことで、無駄な廃棄を減らすことにつながります。お客さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
また、ワンウェイプラスチック製品の削減のため、アメニティ提供方法を変更し、フロントロビー等に「アメニティバー」を設置しています。お客さまご自身で必要数のみをお取りいただくことで、無駄な廃棄を減らすことにつながります。お客さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

アップサイクルインテリアの採用
廃棄物の削減に重要とされる3R(リユース、リデュース、リサイクル)ですが、私たちはさらに、廃棄物や不用品を別のものにつくり替え、新たな価値を与える「アップサイクル」にも積極的に取り組んでいます。
アップサイクルは、ただ環境にやさしいだけでなく、それぞれの廃棄物が持つストーリーによって、よりユニークな価値を持つ製品に生まれ変わらせることができる手法です。 私たちの施設では、各施設やその地域の廃棄物からつくられたアップサイクルインテリアを取り入れています。
アップサイクルは、ただ環境にやさしいだけでなく、それぞれの廃棄物が持つストーリーによって、よりユニークな価値を持つ製品に生まれ変わらせることができる手法です。 私たちの施設では、各施設やその地域の廃棄物からつくられたアップサイクルインテリアを取り入れています。

右)プラスチックごみでできた時計
食品ロス削減
私たちの運営施設では、食品ロスを削減するために、無駄のない食材調達を徹底しています。またビュッフェでは、来客数に応じた料理の補充を行い、作りすぎを防ぐ運用を実践するなどの料理提供の工夫を行っています。
これらの取り組みにより計画的に食品ロスを削減するとともに、各施設で毎日排出量を計量し、実績管理と改善に取り組んでいます。
また、レストランではポスターを掲示し、ビュッフェでの食べ残しが無いようお客さまへの啓蒙を実施しています。お客さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
これらの取り組みにより計画的に食品ロスを削減するとともに、各施設で毎日排出量を計量し、実績管理と改善に取り組んでいます。
また、レストランではポスターを掲示し、ビュッフェでの食べ残しが無いようお客さまへの啓蒙を実施しています。お客さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。

生ごみ処理機の
導入・生ごみのたい肥化
生ごみを減らすための取り組みの一つとして、バイオの力で生ごみを分解する生ごみ専用処理機を導入しています。
また、コーヒー抽出後のコーヒーかすや卵の殻など一部の生ごみは、自治体や地元の農家と連携してたい肥化し、有効利用しています。
また、コーヒー抽出後のコーヒーかすや卵の殻など一部の生ごみは、自治体や地元の農家と連携してたい肥化し、有効利用しています。
フードバンク活動団体への
非常食の寄付
災害が起きた時のために各施設で備蓄している非常食の入れ替え時には、使用されなかった非常食をフードバンク活動団体に寄付しています。
私たちが寄付した非常食は、フードバンク活動団体を通じて各地域の福祉施設などに送られ、食品ロスの削減と同時に社会貢献にもつながる取り組みになっています。
私たちが寄付した非常食は、フードバンク活動団体を通じて各地域の福祉施設などに送られ、食品ロスの削減と同時に社会貢献にもつながる取り組みになっています。
その他の廃棄物削減・資源循環の
取り組み
その他にも、お客さまのご協力のもと、限りある資源の有効利用に日々取り組んでいます。
・お客さまアンケートは、紙のアンケート用紙を廃止し、お客様ご自身のスマートフォンなどの端末からご回答いただける電子アンケートを導入しています。
・従業員トイレ、客室トイレでは、トイレットペーパーの使い切り推奨掲示を行っています。
・調理行程により使用済みとなった食用油は廃棄せず、飼料や肥料などの新たな資源として活用する廃油リサイクルを実施しています。
・調理場などバックヤードで使用する蛇口への節水コマ(※)導入や、大浴場や客室への節水型シャワーヘッド導入、適正な水量でご利用いただくための客室のバスタブへの適正水位表示シール貼付など、節水活動やそのための設備導入に取り組んでいます。
・お客さまアンケートは、紙のアンケート用紙を廃止し、お客様ご自身のスマートフォンなどの端末からご回答いただける電子アンケートを導入しています。
・従業員トイレ、客室トイレでは、トイレットペーパーの使い切り推奨掲示を行っています。
・調理行程により使用済みとなった食用油は廃棄せず、飼料や肥料などの新たな資源として活用する廃油リサイクルを実施しています。
・調理場などバックヤードで使用する蛇口への節水コマ(※)導入や、大浴場や客室への節水型シャワーヘッド導入、適正な水量でご利用いただくための客室のバスタブへの適正水位表示シール貼付など、節水活動やそのための設備導入に取り組んでいます。
生態系の保全
サステナブル・シーフードの使用
レストランにて、「サステナブル・シーフード」を使用したメニューを提供しています。
「サステナブル・シーフード」は、水産資源や環境に配慮した持続可能な漁業や養殖業により生産・流される、国際認証(MSC / ASC認証)の水産物です。水産資源の減少や、海上養殖による環境問題が懸念される中、「サステナブル・シーフード」を使用することで、持続可能な水産業の実現に貢献します。
また、サステナブル・シーフードの使用を示すMSC「海のエコラベル」や「ASCラベル」を品名カードやPOPにて紹介することで、多くのお客さまに「サステナブル・シーフード」を知っていただく機会を提供しています。
また、サステナブル・シーフードの使用を示すMSC「海のエコラベル」や「ASCラベル」を品名カードやPOPにて紹介することで、多くのお客さまに「サステナブル・シーフード」を知っていただく機会を提供しています。

ECO清掃の実施
自然環境の負荷低減のため、連泊利用のお客さまへのエコな清掃スタイルのご提案を推進しています。ご連泊中の清掃サービスを「清掃不要」「ゴミ回収・タオル交換」「通常清掃」の3種類からお選びいただき、ベッドシーツやタオルなどのリネン類のクリーニング頻度を減らす取り組みです。
これにより、水資源の節約やCO2排出量の削減、洗濯に使用される洗剤による水質汚染など環境負荷の軽減につながっています。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
これにより、水資源の節約やCO2排出量の削減、洗濯に使用される洗剤による水質汚染など環境負荷の軽減につながっています。皆さまのご理解とご協力をお願い申し上げます。
