富山に来たら味わいたい!富山の絶品食べ物をご紹介|にっぽん旅めぐり 富山に来たら味わいたい!富山の絶品食べ物をご紹介|にっぽん旅めぐり

2023年9月20日

# グルメ # 富山

おすすめグルメ

富山に来たら味わいたい!富山の絶品食べ物をご紹介|にっぽん旅めぐり

この記事では、宇奈月温泉に行ったら味わいたい北陸・富山の旬の食べ物を季節ごとにまとめました。四季に合わせて変化する美味しさを求めて、魅力あふれる富山へ訪れてみませんか。富山・宇奈月温泉へ旅行をご検討中の方は必見です!

宇奈月温泉に来たら味わいたい旬の食べ物

▲立山連峰と富山市内 <画像提供:PIXTA>
▲立山連峰と富山市内 <画像提供:PIXTA>

宇奈月温泉は、富山県東部に位置する県内随一の温泉郷です。人気観光地・黒部峡谷の玄関口としても知られ、周囲は山・川・海など大自然が広がる魅力いっぱいのスポット。3,000m級の立山連峰から水深1,000mの富山湾まで壮大な自然の中で育まれた産物は、富山ならではの食材ばかりです。

有名な富山米をはじめ、新鮮な魚介類や野菜・果物、さらに地元産の牛肉や豚肉、地酒まで豊富に取り揃えられた特産品。現地で味わう絶品料理から、お土産品までさまざまです。

富山の食材:さくらます

▲さくらます <画像提供:PIXTA>
▲さくらます <画像提供:PIXTA>

「さくらます」はサケ属の魚で、河川で生まれた稚魚のヤマメが春になると富山湾を経てオホーツク海まで大回遊。翌年の春には生まれ育った河川に戻り、桜の咲く頃に川をさかのぼることから「さくらます」の名がついたと言われています。

成魚となったさくらますは、肉質はとてもやわらかく芳醇な脂がのり、上品な甘みと香りも伴っているのが大きな特徴です。富山にはこのさくらますを使用した「ます寿し」が名物として知られ、料理店は富山市内だけで数十店舗、お店ごとに味付けや、ますの並べ方、酢めしのやわらかさなどが異なっています。

▲ます寿し <画像提供:PIXTA>
▲ます寿し <画像提供:PIXTA>

お土産や駅弁などでも人気の「ます寿し」は、一般的に木製のわっぱを使用し、笹を底に敷き込みます。その上に塩漬けしたマスの切り身を並べ、酢めしを詰めて笹を折り曲げ、重石で作る郷土料理。食べる際には、笹の上からナイフで切り分ければ手を汚さずに味わえます。

富山の食材:白エビ

▲白エビ <画像提供:PIXTA >
▲白エビ <画像提供:PIXTA >

「白エビ」は日本近海で捕れ、とりわけ富山湾では大量に漁獲されることから富山の特産品としても有名です。漁期は4月から11月までと定められ、6月〜7月には最盛期を迎えます。大きさは桜エビよりも一回り大きく、水揚げするとすぐに傷みはじめるため、急速冷凍を施すことで禁漁期でも味わえる貴重な食材です。

海から引き揚げたばかりの白エビは、淡いピンク色をした透明体。その美しさから「富山湾の宝石」とも讃えられ、時間の経過と共に薄紅色から白色になります。冷凍技術が発達したことで、エビの殻をむいたむき身がとろりとした舌触りと上品な甘さを伴っていることがわかり、その美味しさは今や全国区へ。

地元では、唐揚げや天ぷらとして味わうのが一般的で、中でも「白エビ丼」は大人気メニューの一つです。他にも「白エビバーガー」や「白エビせんべい」などもあり、観光客からも注目を集めています

富山の食材:とやまポーク

▲富山県産 豚料理 <画像提供:PIXTA>
▲富山県産 豚料理 <画像提供:PIXTA>

「とやまポーク」は富山県産の豚肉ブランドの総称で、黒部名水ポーク・立山ポーク・滝寺マーブルポーク・城端(じょうはな)ふるさとポークがあり、生産者が地名や飼育方法にちなんで名付けたものです。またメルヘンポーク(小矢部)・たかはたポーク(砺波市)・おわらクリーンポーク(富山市八尾)・むぎやポーク(南砺市)には、産地の工夫と生産者独自のアイデアが加えられています。

この共通点は、竹酢(ちくさく)を飼料に加えること。竹酢液は殺菌や消毒作用があり、飼料に加えることで豚肉特有の臭みがなくなりアクが出にくくなるという利点があります。とやまポークは簡単にソテーするだけでも美味しく味わえ、地元野菜を使用したソースで仕上げれば極上の一皿が完成です。

富山の食材:富山産のお米

▲稲穂 <画像提供:PIXTA>
▲稲穂 <画像提供:PIXTA>

富山は立山連峰からの清らかな水と肥沃な大地に恵まれ、全国有数の米どころとして知られています。富山米には成熟期別に早生(わせ)・中生(なかて)・晩生(おくて)の3種があり、中生のコシヒカリを中心とした稲作が盛んです。

県内のブランド米には、「富富富(ふふふ・中生)」や「てんたかく(早生)」、「てんこもり(晩生)」などがあり、どれも富山ゆかりの銘柄。しっかりとした粒感のある「富富富」は、冷めても美味しいことからお弁当にもぴったりです。また「てんたかく」は、粒がやや大きくさっぱりとした味わいが特徴で、受験シーズンには「点数が高く取れるように」という願いをこめて、「合格祈願米」として、受験生を応援しています。

「てんこもり」はコシヒカリに比べて成熟期が遅く、収量高と安定性のある品質が大きな特徴。コシヒカリ同様の味わいとツヤツヤご飯に炊きあがり、甘くて食べ応えがあることから消費者からも人気を集めています。

▲富山・立山連峰と田園地帯 <画像提供:PIXTA>
▲富山・立山連峰と田園地帯 <画像提供:PIXTA>

富山が米どころと言われる由縁は、稲作に適した地形と気候にあります。日本海に面し三方を山に囲まれていますが、その山々から流れる河川が扇状地を形成し、広い平野部となった地形は米作りに最適です。

また夏場は高温多湿となり、北アルプスからの雪解け水が稲作にも適しています。昔から豊富な水の恩恵を受けると共に水害にも悩まされてきた土地柄ですが稲作の他にも、種もみの一大生産地として全国各地へ出荷しています。

富山の食材:加積林檎

▲加積林檎 <画像提供:魚津市観光協会>
▲加積林檎 <画像提供:魚津市観光協会>

「加積りんご」は富山県東部に位置する魚津市の産物として知られ、県内随一のりんご産地としても有名です。品質管理のため生産農家には作付面積と年間生産量が決められているため、収穫したりんごのほとんどは農家の庭先で直売されます。

▲加積林檎 <画像提供:魚津市観光協会>
▲加積林檎 <画像提供:魚津市観光協会>

国内のりんご産地と言えば東北が有名ですが、魚津市はそれら産地よりも南に位置しているので、開花から完熟までの過程が4週間も長くなります。豊かな清流と樹木からの栄養分をたっぷりと実に宿した加積りんごは、味・香り・食感のバランスが取れた美味しいりんごとして完成。高級りんごの代名詞ともいえる「ふじ」の栽培技術を確立し、現在では県内外に加積りんごのブランド名が浸透するほどです。たい肥等を活用した土づくりと農薬の低減をモットーに、地元組合員全員がエコファーマーに認定されています。

富山の食材:クレームダンジュ「立山」

▲クレームダンジュ <画像提供:ALPEN CHEESECAKE>
▲クレームダンジュ <画像提供:ALPEN CHEESECAKE>

「クレームダンジュ」は、三角形のピラミッド型をしたチーズケーキです。賞味期限10分の富山ご当地スイーツとしても知られ、ガラス製ドームの器が女心をくすぐる逸品です。この幻のチーズケーキは、宇奈月温泉駅の1階にあるチーズケーキ専門店「ALPEN CHEESECAKE(アルペン・チーズケーキ)」で味わえます。
雪山をイメージした真っ白なチーズケーキは、立山黒部アルペンルートの新ルートを記念して考案された斬新なスイーツ。材料には、くろべ牧場から仕入れた黒部産牛乳をたっぷりと使用して、チーズケーキの口当たりの柔らかさとフワフワ感にこだわりぬいています。

▲アルペンチーズケーキ <画像提供:ALPEN CHEESECAKE>
▲アルペンチーズケーキ <画像提供:ALPEN CHEESECAKE>

雪のように溶けてしまうチーズケーキのためイートインのみとなり、お好みで添えられたラズベリーソースをかけても美味しく味わえます。夏と冬の気温差も考慮して作られる、絶品のチーズケーキを味わってみてはいかがでしょう。

ALPEN CHEESECAKE

  • 住所:黒部市宇奈月温泉260 地鉄宇奈月温泉駅1F
  • アクセス:富山地方鉄道宇奈月温泉駅すぐ
  • 公式サイトはこちら

富山観光のおすすめホテル「黒部・宇奈月温泉 やまのは」

    • 黒部・宇奈月温泉 やまのは
      • 黒部・宇奈月温泉 やまのは

      • https://yamanoha.orixhotelsandresorts.com/

      • 〒938-0282 富山県黒部市宇奈月温泉352番地7

      • 富山地方鉄道線「宇奈月温泉駅」下車徒歩3分
        北陸自動車道黒部IC下車約20分

アクセスマップ

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回の記事では、富山・宇奈月温泉の旬の食材を中心にご紹介しました。記事を読んで、富山・宇奈月温泉に訪れた際の参考にして頂ければ幸いです。春夏秋冬、季節に合わせて変化する北陸・富山の幸を食べて、ぜひ素敵な旅の思い出を作ってくださいね!
掲載内容は取材時の情報に基づいています。
最新の情報については、掲載先のWEBサイトをご確認いただくか、掲載先へ直接お問い合わせください。